三江線の駅巡り

しばらく前のことですが、2018年3月末に廃止される予定の三江線の駅巡りに行って来ました。そのひと月前にも乗りに行っているのですが、再び訪れたくなり、1ヶ月足らずでまた乗りに行くことにしました。
(前回の訪問時はこちら→その1その2

【2016年11月11日(金)】
前回と同様に仕事終わりの19:25新高岡駅発の「はくたか571号」に乗り込み、金沢駅で「サンダーバード46号」に乗り継ぎ大阪駅へ。大阪駅からは23:30発の高速バス「山陽ドリーム広島1号」に乗って広島駅に向かう。週末ということもあってか、サンダーバード、高速バスともに満席だった。バスで眠れるようにサンダーバード乗車中は眠気を我慢したにもかかわらず、結局バスの中ではほとんど眠れず、翌5:50広島駅に到着。

【2016年11月12日(土)】
広島駅からは6:57発の芸備線に乗車する。バスで眠れなかったせいで、三次駅までの間はほとんど眠ってしまい、車窓を楽しむこともなく到着する。天気予報は晴れだったが、三次駅周辺は空に霧がかかっており、内陸のためか冷え込みが強いように感じた。

折り返し9:57発の石見川本行きとなる列車が2両編成で入線してくる。到着直後はひと月前の訪問時より空いているかと思った車内だったが、発車までには2、30名の団体の乗車があったほか、乗り鉄、夫婦、親子連れ、カップルなど多彩な客層で1両あたり20名程度の立ち客がいるような乗車率で出発。記念乗車に加え、紅葉シーズンということもあって多くの利用があったようだ。ボックス席の向かいは団体客のおばあちゃんで、一言二言話しているうちに「これどうぞ」と、あめちゃんをもらう。香淀駅まで乗車して近くの大イチョウを見に行くそう。

徐々に霧も晴れて、快晴となる。山肌も色付いており、川と山のきれいな車窓が続くが、外が寒く、中は多く乗客が乗っているので窓が曇り始める。香淀駅で先の団体客が下車したが、それでも立ち客が何名かいる盛況ぶり。

12:05に石見川本駅の一つ手前の木路原駅で下車し、駅の写真を撮影する。乗ってきた列車は石見川本駅で1時間半以上停車するので、その間に徒歩で追いつくことができる。石見川本にタクシーがいれば鹿賀駅まで先回りしようかと思ったが、あいにく江津市街まで行ってしまったようで、しばらく戻って来ないとのこと。

13:42石見川本駅発の列車で江津方面に向かう。街中をぶらぶらしていたら駅に着くのが遅くなってしまい着席できず、後の貫通扉前に立って、かぶり付き。14:41に千金駅で下車する。千金駅はホームに待合室があるだけの小さな駅で周辺は何軒の民家がぽつりぽつりと点在する程度。

15:25の列車で折り返し、隣の川平駅で降りる。かつては列車交換ができる駅だったようで、現ホームの向かいにかつてのホーム跡が残っている。今は無人駅だが、開業時からの渋い木造の駅舎が建ち、窓口と駅事務所の跡が残る。1時間20分の滞在で次の三次方面の列車を待っていると垣根からガサッという音がして、たぬきが出現。ほのぼのとした時間だったと言いたいところだが、この時期はカメムシが多いのか、油断しているとすぐに体に止まってくるので中々落ち着いていられない。

16:54川平駅発の列車で三次駅へ戻る。日が短くなっており、すぐに辺りは真っ暗となる。途中、浜原駅で乗り換え20:28に三次駅に到着。この日は三次ロイヤルホテルに宿泊。パーテーションで仕切られたキャビンタイプの部屋で税込3,974円。完全な個室ではないが、結構快適に過ごすことができた。

【2016年11月13日(日)】
この時期だとまだ真っ暗の5:44、三次駅発の始発列車は10名程度の乗客で出発。7:29に石見松原駅で下車する。江の川を挟んだ対岸に集落が位置しており、駅周辺は民家が数軒建つ程度だが、駅前は国道が通過するため車通りはゼロではない。途中、記念乗車だろうか、親子連れのグループが車で来て、8:03発の三次駅行きにともに乗車する。

9:06長谷駅で下車。長谷駅は一部の普通列車が通過するため、なかなか訪れにくい駅。三次寄りに人家が何軒か建つのみで近くには対岸に渡る橋もない。ここから一つ隣の船佐駅まで30分程かけて歩いたが、長谷駅から船佐駅の間はたまに車が通る程度で人家もなく、人気が無いため心細い。

船佐駅は駅に面して2、3軒の民家が建っており、ちょうど一輪車を押していたおじいさんに「どこから来たの?」、「B29の空襲の案内文がホームの端にあるよ」と声を掛けられる。ここで畑仕事をしているということは、駅の周りの民家のいずれかに住んでいるのだろう。10:16発の列車に乗って伊賀和志駅に向かう。昨日も乗った9:57三次駅発の列車で、昨日同様に立ち客多数の盛況だった。

10:56伊賀和志駅に到着。しばらくは上下線とも列車がないので、集落内にあるバス停から備北交通作木線のバスで三次駅に戻る。バスまで時間があるので近くをぶらぶら。ポカポカ陽気で気持ちいい。乗り込んだバスは口羽や作木を経由した後は西に折れ、三江線とは別れて三次駅に向かう。

三次駅に到着後はもうひと駅訪問するため、14:15発の口羽駅行きの列車で粟屋駅に向かう。折り返しの列車はしばらくないので、駅の写真を撮った後は、三次駅まで徒歩で戻る。約5kmの道のりで所要時間は1時間程度。

結構な距離があり、少々しんどかったが三次駅に到着し、今回の駅巡りはここで終わり。二日間で新たに8駅を制覇できた。帰りは芸備線の快速「みよしライナー」で広島駅に出て、「のぞみ」、「サンダーバード」、「つるぎ」と乗り継いで帰宅。三江線に乗った後だと、新幹線と特急列車が驚異的な速さに感じられた。

今回も天気に恵まれたほか、道中ダイヤが乱れることもなくラッキーでした。今回は、フリーきっぷを使える時期でもなかったのですが、日中の列車は結構な数のお客さんが乗っていて驚きました。「いつもこうなら廃止にならなかったかもしれないのに」と思うこともありますが、お別れ乗車であっても、多くの人が乗りに来るのはいいことだと思います。ぜひ、また何度か訪ねて全駅乗下車したいと思います。次回は雪景色の三江線に乗るのもよいかもしれません。

【行程】
(1日目)
19:25発 新高岡駅
はくたか571号
19:38着 金沢駅
19:47発 金沢駅
サンダーバード46号
22:30着 大阪駅
23:30発 大阪駅JR高速バスターミナル
高速バス 山陽ドリーム広島1号
(2日目)
5:55着 広島駅新幹線口
6:57発 広島駅
芸備線 普通1850D
8:55着 三次駅
9:57発 三次駅
三江線 普通424D
12:05着 木路原駅
徒歩
13:43発 石見川本駅
三江線 普通426D
14:41着 千金駅
15:25発 千金駅
三江線 普通429D
15:33着 川平駅
16:54発 川平駅
三江線 普通431D
18:24着 浜原駅
18:51発 浜原駅
三江線 普通433D
20:28着 三次駅

(3日目)
5:44発 三次駅
三江線 普通422D
6:38着 口羽駅(長時間停車)
7:07発 口羽駅
7:29着 石見松原駅
8:03発 石見松原駅
三江線 普通423D
9:06着 長谷駅
徒歩
10:16発 船佐駅
三江線 普通424D
10:56着 伊賀和志駅
徒歩
11:55発 伊賀和志バス停
備北交通作木線 三次工業団地行
13:02着 三次駅前バス停
14:15発 三次駅
三江線 普通428D
14:24着 粟屋駅
徒歩
16:03発 三次駅
芸備線 快速みよしライナー
17:29着 広島駅
17:52発 広島駅
のぞみ52号
19:18着 新大阪
19:31発 新大阪
サンダーバード43号
22:09着 金沢駅
22:19発 金沢駅
つるぎ730号
22:32着 新高岡駅

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